文献

J-GLOBAL ID：201102260600254962   整理番号：11A0942894

Google Appsによる岡山大学全学メールサービスの実現

著者 (8件)： 稗田隆 (岡山大 総合情報基盤セ) ,  河野圭太 (岡山大 総合情報基盤セ) ,  岡山聖彦 (岡山大 総合情報基盤セ) ,  山井成良 (岡山大 総合情報基盤セ) ,  大隅淑弘 (岡山大 総合情報基盤セ) ,  中島利行 (岡山大 総合情報基盤セ) ,  深見清治 (岡山大) ,  久保田将弘 (岡山大)
資料名： 学術情報処理研究  (JACN)
号： 13  ページ： 111-115  発行年： 2009年09月17日 
JST資料番号： L8082A  ISSN： 1343-2915  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 岡山大学では学生へのICT(Information and Communication Technology)利用の利便性向上,及び情報リテラシーの向上を図って平成21年4月から全学学生向けにGoogle Appsサービスを提供している。本論文では,利用者を在校生,教職員,卒業生,退職教職員に分けてドメインを取得し,各グループごとにポリシーを適用できる自由度を持たせた全学メールサービスについて述べた。無償メールサービスなので学内のLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サービスとSAML(Security Assertion Markup Language)を用いた連携を行い,個人のID,パスワードを大学内に保持することで別の電子メールサービスへの移行を容易にした。また,コンプライアンス,デジタルフォレンジックの観点から在校生のアクセスログを学内のログサーバで収集している。卒業後にも同一のIDを提供し続ける生涯メールサービスとして大学との連携を継続できるが,本人確認のために郵送による書類の送付が必要である。さらに,事務処理を簡素化するためにWebによる生涯メールの申請,登録情報の修正機能を提供している。現在1日に1000名程度の利用があり,Gmailから携帯電話に転送できるので緊急情報の周知手段としての活用を図ることを示した。

シソーラス用語： *電子メール ,  情報サービス ,  大学 ,  *プロトコル ,  *アクセス制御 ,  マークアップ言語 ,  認証 ,  パスワード ,  法令遵守 ,  鑑別 ,  法医学 ,  緊急対策 ,  Web【情報システム】 ,  フォレンジックス
準シソーラス用語： *Google Appsサービス ,  ID ,  *LDAP ,  SAML ,  ディジタル・フォレンジックス

分類 (3件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  データ保護  (JD01020V)

引用文献 (2件)：

• [1]Google社GoogleAppsホームページhttp://www.google.com/a/help/intl/ja/edu/index.html
• [2]岡山大学Gmail特設ホームページhttp://www.okayama-u.ac.jp/user/cc/gmail/

タイトルに関連する用語 (4件)： Google ,  APPS ,  メール ,  サービス