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J-GLOBAL ID:201102262868774210   整理番号:11A0648044

バイオフォーミュレートファイバマトリックス電気泳動を用いるリポ蛋白質についての幾何学的分離法 : 高比重リポ蛋白質のサイズはその密度を反映しない

Geometrical Separation Method for Lipoproteins Using Bioformulated-Fiber Matrix Electrophoresis: Size of High-Density Lipoprotein Does Not Reflect Its Density
著者 (10件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 1131-1136  発行年: 2011年02月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高密度リポ蛋白質の密度はより小粒子サイズに関連すると一般に考えられているが,著者らは高密度であることがより小さな粒子サイズに必ずしも関連しないと仮定し,新規な電気泳動分離技法によって,この仮説を検定した。リポ蛋白質の測定法または分離法として勾配超遠心分離,ゲル勾配電気泳動,ゲル浸透または免疫アフィニティー高速液体クロマトグラフィー,キャピラリーまたはマイクロチップ電気泳動などが用いられ,これらによってリポ蛋白質はchylomicrometers,高密度リポ蛋白質,低密度リポ蛋白質,超低密度リポ蛋白質に分離することができるが,本研究では高密度リポ蛋白質粒子を詳細分析する目的で,バイオフォーミュレートファイバマトリックスを使用した新規な電気泳動分離法を提示した。この方法はナノテクノロジー(Nata de Coco)と新規な幾何形状分離技法を組み合わせたもので,この方法によって,フェノフィブラートで1か月間治療した脂質異常症患者において高密度リポ蛋白質の密度とサイズが逆関係を示すことが分かった。また分画した高密度リポ蛋白質粒子についての顕微鏡観察及び形態論観察によって粒子密度とサイズ間に関係が存在しないことが分かった。ここに示した方法では血清1μlを用いて60~80sec以内で分析することができるため,経済的であり,医学的診断にふさわしいものとみられる。
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分類 (2件):
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