抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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佐賀大学総合情報基盤センター(センター)は,2006年3月にシステムの更新を行った。システム更新では前回のシステムを踏襲しつつ,利用者情報・認証の統合を中心的な課題として事務組織との連携の強化を図った。組織内の情報システムに共通の利用者情報管理と認証機構を提供する必要性・重要性を述べた。統合認証システムでは,学生情報及び教職員情報,図書館情報はすべてオンラインで統合認証システムに統合された。統合認証システム及び教務システム,人事システムの連携と利用者情報の収集について説明した。センターでは,統合認証システムに登録された利用者情報・認証を学内のサービスに提供している。提供している認証方式,人事以外の事務組織で必要な職員情報のオンラインによる提供,電子錠による入退室管理のための利用者情報の提供について述べた。利用者情報・認証の提供を構成している利用者情報を保持するデータベースとウェブサーバ,認証を提供するLDAPサーバの実装について説明した。新システムでは,事務組織との連携が強化され,利用者情報の収集などの管理コストが削減され,厳重な管理が可能となった。
