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J-GLOBAL ID：201102263712577054   整理番号：11A0571200

微粒子ピーニング処理により鋳造用アルミニウム合金の表面に形成されたナノ複合組織の熱的安定性

著者 (2件)： 中村紀夫 (神奈川県産技セ) ,  高木眞一 (神奈川県産技セ)
資料名： 神奈川県産業技術センター研究報告  (Reports of Kanagawa Industrial Technology Center)
号： 16  ページ： 10-12  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： F0538B  ISSN： 1882-0026  CODEN： KGSKF7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では鋳造用アルミニウム合金(AC8A-T6)に炭素鋼,純ニッケルおよび純タングステンを用いた微粒子ピーニングを施し,形成されたナノ複合組織の573Kにおける熱的安定性について評価を行った。その結果,微粒子ピーニング未処理材はα(A1)固溶体の過時効によりHV100からHV70程度に硬度が低下したが,いずれの投射材を用いた微粒子ピーニング処理材に形成されたナノ複合組織も100h保持後に結晶粒の粗大化が起きずにHV250を超える高い硬さを維持した。(著者抄録)

シソーラス用語： 微粒子 ,  *アルミニウム合金 ,  ピーニング ,  ナノ構造 ,  炭素鋼 ,  ニッケル ,  タングステン ,  *熱安定性 ,  *鋳物 ,  α相 ,  固溶体 ,  過時効 ,  硬度 ,  結晶粒径
準シソーラス用語： JISAC8A ,  *微粒子ピーニング ,  複合組織【金属組織】

分類 (2件)： 熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (3件)：

• 牛尾英明; 軽金属, 56, 580(2006).
• 中村紀夫, 高木眞一; 神奈川県産業技術センター研究報告, 14, 30(2008)
• 軽金属学会編;“アルミニウムの組織と性質”, 軽金属学会, P. 247(1991)

タイトルに関連する用語 (4件)： 微粒子ピーニング ,  鋳造用アルミニウム合金 ,  複合組織 ,  熱的安定性