文献

J-GLOBAL ID：201102263913913869   整理番号：11A1929344

グルタミン酸デヒドロゲナーゼのロイシン誘発アロステリック活性化のための構造的基礎

Structural Basis for Leucine-induced Allosteric Activation of Glutamate Dehydrogenase

著者 (4件)： TOMITA Takeo (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  KUZUYAMA Tomohisa (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  NISHIYAMA Makoto (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  NISHIYAMA Makoto (RIKEN SPring-8 Center, Hyogo, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 286  号： 43  ページ： 37406-37413  発行年： 2011年10月28日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グルタミン酸デヒドロゲナーゼ(GDH)は,補酵素としてNAD(P)(H)を用いて,グルタミン酸と2-オキソグルタミン酸の間の可逆的変換を触媒することが知られている。ここでは,好熱性細菌Thermus thermophilusのGDHおよびヒトGDHをコードするGLUD2遺伝子を用い,Escherichia coli(大腸菌)BL21細胞で発現させて,GDHのロイシン誘発アロステリック活性化のための構造的基礎を検討したので報告した。多くの文献を引用して,関連する報告と本研究の関係を説明した。また,図と表を用いて研究結果を分かりやすく報告した。試験結果から,同じアミノ酸置換でヒトGDH2において,ロイシンに対する感受性を同様に喪失したことから,ヒトGDH2もロイシンによって細菌と同じアロステリック部位を用いることが示唆された。

シソーラス用語： *グルタミン酸デヒドロゲナーゼ ,  *アロステリック効果 ,  *分子構造 ,  補酵素 ,  NAD(P)Hオキシドレダクターゼ ,  Thermus thermophilus ,  ヒト ,  大腸菌 ,  培養細胞 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  分枝鎖アミノ酸 ,  アミノ酸 ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *蛋白質構造 ,  Escherichia coli ,  BL21細胞

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (2件)： ロイシン ,  グルタミン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： グルタミン酸デヒドロゲナーゼ ,  ロイシン ,  誘発 ,  活性化 ,  基礎