文献
J-GLOBAL ID:201102264242752829   整理番号:11A0896079

S-アデノシル-L-メチオニンはArabidopsisのCGS1遺伝子における翻訳停止時のリボソーム出口トンネル内で新生ペプチド鎖の圧縮を誘導する

S-Adenosyl-L-methionine Induces Compaction of Nascent Peptide Chain inside the Ribosomal Exit Tunnel upon Translation Arrest in the Arabidopsis CGS1 Gene
著者 (7件):
資料名:
巻: 286  号: 17  ページ: 14903-14912  発行年: 2011年04月29日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最初にメチオニン生合成を確約された酵素をコードするArabidopsisのCGS1遺伝子の発現は,mRNAレベルにおいてメチオニンS-アデノシル-L-メチオニン(AdoMet)に応答してフィードバック調整される。この調整は,最初のSer-94コドンにおけるCGS1翻訳伸長の時間的停止が先行する。AdoMetがCGS1新生ペプチドに作用するメカニズムはうまく残ったが,AdoMetは,特にこの翻訳停止に必要とされる。ここでは,CGS1の新生ペプチドが,AdoMet依存的に拘束されたリボソームの出口トンネル内でコンパクトな立体構造の形成を誘導することを報告した。CGS1新生ペプチドに導入されたシステイン残基は,リボソーム出口トンネルへのシフトと一致し,AdoMetの存在下でポリエチレングリコールマレイミドとの反応能力の低下が示された。メチル化保護および28S rRNAのUVクロスリンクのアッセイの結果,その新生ペプチドの誘導圧縮は,出口トンネル壁のメチル化保護とUVクロスリンクのパターンの特異的変更に関係していることが示された。MTO1地域と呼ばれるアミノ酸配列の14残基のストレッチは,CGS1翻訳停止とmRNA分解に対しシスに作用することが示されている。この調整は,MTO1内の単一のアミノ酸変異を引き起こすmto1変異の存在下で失われる。本研究において,ペプチド圧縮の誘導および出口トンネルの変化は,mto1突然変異によって破壊されることが見出された。これらの結果から,MTO1領域は新生ペプチドおよび出口トンネル壁の変化を仲介することによってCGS1翻訳のAdoMet誘起性停止に関与していることが示された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る