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J-GLOBAL ID：201102264923648167   整理番号：11A1430538

伝統木造仕口の回転めり込み弾塑性特性と十字型通し貫仕口の定式化

CHARACTERISTICS OF ELASTO-PLASTIC ROTATIONAL EMBEDMENT OF TRADITIONAL WOODEN JOINTS AND FORMULATION OF CROSSPIECE JOINTS

著者 (2件)： 棚橋秀光 (立命館大 グローバル・イノベーション研究機構) ,  鈴木祥之 (立命館大 グローバル・イノベーション研究機構)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 667  ページ： 1675-1684  発行年： 2011年09月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国の伝統木造構造物の重要な耐震要素に,仕口の回転復元力があり,その復元力は主に,接触する部材間のめり込みおよびそのめり込みに伴う摩擦による。筆者らはこれまでに,木口の主要な年輪傾角を持つ部材の部分圧縮特性を理論的に解明し,均等めり込みの弾塑性復元力特性を弾性・塑性段階を一貫した形で定式化を行い,その有効性を検証した。当論文では,弾塑性パステルナーク・モデルを柱貫接合部等の回転めり込みに適用し,仕口の弾塑性復元力特性の定式化を行った。最初に回転めり込み挙動の特性と解析上の課題を整理し,最も基本的な仕口で回転中心が定まった点対称の十字型通し貫仕口を対象に,回転めり込みの弾塑性復元力特性の定式化を提案し,十字型通し貫仕口の静的載荷実験によりその妥当性を検証した。

シソーラス用語： *木構造 ,  *仕口 ,  *回転 ,  *圧縮変形 ,  十字形 ,  補強部材 ,  軸組構造 ,  解析モデル ,  直交異方性 ,  *弾塑性解析 ,  力学モデル ,  モーメント ,  回転角 ,  形態係数 ,  剛性 ,  水平変位 ,  曲げ試験 ,  摩擦試験 ,  測定データ ,  ヒステリシス ,  Young率
準シソーラス用語： *滅込み ,  通し貫 ,  パステルナークモデル

分類 (1件)： 木構造  (RA04020P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 木造 ,  仕口 ,  めり込み ,  弾塑性 ,  十字型 ,  貫 ,  定式化