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J-GLOBAL ID：201102264934692907   整理番号：11A1159274

かぐや(SELENE)プロジェクト報告 6.サブシステムの開発と成果 6.2 観測機器 6.2.1「おきな」(Rstar)/「おうな」(Vstar)

著者 (7件)： 岩田隆浩 (JAXA) ,  並木則行 (千葉工大) ,  花田英夫 (国立天文台) ,  今村剛 (JAXA) ,  南野浩之 (JAXA) ,  佐々木健 (JAXA) ,  増井亘 (NEC)
資料名： 宇宙航空研究開発機構特別資料 JAXA-SP-  (JAXA Special Publication)
号： 09-016  ページ： 332-359  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： S0762C  ISSN： 1349-113X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本項は月探査機「かぐや」の観測機器サブステムのうち,リレー衛星「おきな」,VRAD衛星「おうな」の開発について報告する。両子衛星は「かぐや」から分離され,軌道傾斜角90.1°の月周回軌道に分離された。「おきな」はミッション終了後,2009年2月に予定どおり月面に落下した。「おきな」のリレー衛星搭載対向中継器(RSAT-1)は「かぐや」搭載のRSAT-1と組合せて,4wayドップラ計測による月裏の重力場観測を行った。「おきな」の相対VLBI用衛星電波源(VRAD-1)は,「おうな」のVRAD-2と組み合わせて,多周波相対VLBI観測方式により月全体の重力場の精密観測を行った。「おきな」を用いたRSミッションの観測では臼田局以外に海外のVLBI観測網も利用し,月の電離層の存在を確認した。「おうな」を用いたVRADミッションの観測は臼田局で行い,月重力場のグローバルマッピングと,重力異常個所の確認が行われた。

シソーラス用語： 科学衛星 ,  システム ,  *宇宙探査機 ,  VLBI ,  写像 ,  観測装置 ,  月
準シソーラス用語： おきな ,  かぐや ,  サブシステム ,  マッピング ,  リレー衛星 ,  月観測衛星 ,  月周回衛星 ,  OUNA

分類 (1件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y)

タイトルに関連する用語 (12件)： かぐや ,  SELENE ,  プロジェクト ,  報告 ,  サブシステム ,  開発 ,  成果 ,  観測 ,  おきな ,  Rstar ,  おうな ,  Vstar