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J-GLOBAL ID:201102266536249400   整理番号:11A0896334

百日咳の動力学における自然免疫増強と長期ワクチン効果不全の可能性

Natural immune boosting in pertussis dynamics and the potential for long-term vaccine failure
著者 (5件):
資料名:
巻: 108  号: 17  ページ: 7259-7264  発行年: 2011年04月26日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高いワクチン接種率にも関わらず百日咳の発生率が過去20年間増加してきており,その再出現は10代や成人の間で顕著である。この原因については多くの仮説が提示されてきたが,限定的な免疫の期間に関する臨床データとワクチン接種前および接種後の年齢特異的な発生率を関連させることは課題のままである。抗原感作された免疫系は未感作の免疫系よりも低用量の抗原に応答するという可能性から,10代および成人のワクチン接種前に感作を受けた免疫は再曝露によって増強されて集団免疫を維持するという仮説を立てた。本研究では,この仮説を包含した年齢構造化モデルを開発した。年齢と発生率のデータを説明するには,免疫増強は初期感染よりも容易に惹起されなければならないことが分かった。分岐解析とシミュレーションにより,年齢特異的で動的な予測を行った。提唱された増強モデルから,高い接種率でワクチン接種した国の百日咳のデータの4つの重要な特性,即ち,年齢特異的な発生率のシフト,高いワクチン接種率に伴う再出現,ワクチン接種の前後の時期の周期的動態の可能性および百日咳菌に対する感染と免疫の感受性-感染性-回復(SIR)様から感受性-感染性-回復-感受性(SIRS)様の現象学への見掛け上のシフト,が明らかになった。
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分類 (2件):
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感染免疫  ,  疫学 

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