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J-GLOBAL ID：201102267326595582   整理番号：11A0192825

学習動機づけと学習方略がブレンド型eラーニングによる学習効果に及ぼす影響

著者 (5件)： 小花和Wright尚子 (武庫川女大) ,  中野彰 (武庫川女大) ,  福井哲夫 (武庫川女大) ,  松浦寿喜 (武庫川女大) ,  黒田幸弘 (武庫川女大)
資料名： 武庫川女子大学情報教育研究センター年報
巻： 2009  ページ： 10-14  発行年： 2010年12月15日 
JST資料番号： L6497A  資料種別： 年次報告 (Y)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： eラーニングによる学習効果には学習者による自己調整学習が大きく影響するので,それらを考慮して「情報活用の基礎」における自学自習コンテンツとテキストを作成している。本論文では,本テキストとコンテンツを用いたブレンド型eラーニングによる学習への動機づけと学習方略が,情報リテラシーの学習効果に及ぼす影響を調べた。具体的には,1)授業での学習の進め方とコンテンツの利用方法を示す「学習ガイド」,2)コンテンツ上の課題を説明する「学習ノート」,3)授業内容をコンテンツに基づいて説明するマニュアルからなるテキストを用い,学生が自己の操作結果の正誤を確認しながら各操作に要した時間の記録を更新できるようにした。本授業の実施前後に知識領域とキータッチ領域からなる情報リテラシーテストを実施し,学習動機づけ方略尺度の得点によって調査対象者を4群に分けた。その結果,学習動機づけが高い群ではメタ認知方略,低い群では資源管理方略を学習方略として優位に用いた。また,学習方略の違いによってテストの点数を比較したところ,知識領域ではメタ認知方略を用いると学習効果が高くなり,キータッチ領域では学習動機づけの高さが関連し,学習方略利用の程度の影響は小さいことがわかった。

シソーラス用語： *eラーニング ,  *動機づけ ,  *教育効果 ,  コンテンツ ,  教科書 ,  教材 ,  *コンピュータリテラシー ,  認識
準シソーラス用語： メタ認知 ,  学習効果 ,  *情報リテラシー

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  技術教育  (JA01050T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 学習 ,  動機づけ ,  学習方略 ,  ブレンド ,  eラーニング ,  学習効果