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J-GLOBAL ID：201102267397713985   整理番号：11A0766666

車載用超広帯域レーダにおける荷重パルス積分によるクラッタ抑圧

著者 (2件)： 松波勲 (北九州市大 大学院国際環境工学研究科) ,  梶原昭博 (北九州市大 大学院国際環境工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 B  (IEICE Transactions on Communications (Japanese Edition))
巻： J94-B  号： 4  ページ： 655-659  発行年： 2011年04月01日 
JST資料番号： S0622C  ISSN： 1344-4697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 車載用パルスレーダでは路上クラッタ抑圧のためにパルス積分が用いられる。しかし0.5GHz以上に広帯域化するとクラッタが車両に比べ大きくなることがあり,少ない積分回数で十分なクラッタ抑圧を実現することは難しい。そこで本論文ではレンジビンごとの信号強度変動に着目し,しきい値以上のレベルとなる路上クラッタの生起確率をパルス積分に重み係数として乗じる荷重パルス積分法を提案し,従来のパルス積分と比較検討している。(著者抄録)

シソーラス用語： *搭載レーダ ,  *クラッタ ,  広帯域 ,  積分
準シソーラス用語： *パルスレーダ ,  パルス積分

分類 (1件)： レーダ  (ND13010H)

引用文献 (10件)：

• 松波 勲, 梶原昭博, “超広帯域車載レーダによる車両検知・識別のためのレンジプロファイルマッチング,”信学論 (B), vol. J93-B, no.2, pp. 351-358, Feb.2 010.
• 高橋 賢, 三輪 進, “荷重移動平均を用いたレーダクラッタの抑圧法,”信学論 (B), vol. J76-B, no.2, pp. 113-120, Feb, 1993.
• 松波 勲, 中畑洋一朗, 尾野克志, 梶原昭博, “24GHz帯UWBレーダによる路上クラッタ特性,”信学論 (B), vol. J92-B, no.1, pp. 363-366, Jan.2009.
• 関根松夫, レーダ信号処理技術, 電子情報通信学会 (編), コロナ社, 東京, 1991.
• M. I. Skolnik, Radar Handbook, 2nd ed., McGraw-Hill, New York, 1990.

タイトルに関連する用語 (6件)： 車載 ,  超広帯域レーダ ,  パルス ,  積分 ,  クラッタ ,  抑圧