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J-GLOBAL ID：201102269978482600   整理番号：11A1754783

TAR DNA結合蛋白質43断片の分子特性はその開裂部位に依存する

Molecular properties of TAR DNA binding protein-43 fragments are dependent upon its cleavage site

著者 (3件)： FURUKAWA Yoshiaki ,  KANEKO Kumi ,  NUKINA Nobuyuki
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1812  号： 12  ページ： 1577-1583  発行年： 2011年12月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TAR DNA結合蛋白質43(TDP-43)の凝集は筋萎縮性側索硬化症及び前頭側頭葉変性症の特徴である。発病状態下で,TDP-43の異常な開裂はリン酸化C末端断片(CTF)を生成し,神経封入体において豊富であった。しかしながら,これらのTDP-43断片の分子特性はまだ特性化されないでいる。本研究において,TDP-43の種々の部位で切断された断片間での異なる程度の可溶性及びリン酸化を示した。短縮を,主としてTDP-43の第二のRNA認識モチーフ(RRM2)内で試験した。切断部位がRRM2ドメインのよりC末端である時,分化したNeuro2a細胞において,TDP-43 CTFは基本的に低可溶性になり,よりリン酸化された。また,RRM2における第三β鎖での開裂がSDS耐性可溶性オリゴマの形成をもたらすことを見出した。このように,TDP-43断片の分子特性はその開裂部位に著しく依存し,TDP-43蛋白質症のサブタイプ間の異なる分子病理を反映すると思われる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *DNA結合タンパク質 ,  タンパク質分解 ,  可溶性 ,  リン酸化 ,  分子認識 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  β構造 ,  オリゴマ ,  *神経系疾患 ,  病理 ,  アミノ酸配列 ,  溶解性 ,  Neuro2A細胞 ,  *TDP-43
準シソーラス用語： *TDP-43蛋白質症

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  神経系の疾患  (GN03000O)

タイトルに関連する用語 (5件)： TAR ,  DNA結合蛋白質 ,  断片 ,  分子特性 ,  開裂