文献

J-GLOBAL ID：201102269979717538   整理番号：11A0112061

タスクの振舞いを考慮した動的再構成システム向けスケジューリングの検討

A Case Study of Efficient Task Scheduling for FPGA-Based Partially Reconfigurable Systems

著者 (3件)： 堤喜章 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  久我守弘 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  末吉敏則 (熊本大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 319(RECONF2010 39-52)  ページ： 25-30  発行年： 2010年11月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 動的再構成システムは,FPGA(Field Programmable Gate Arrays)に代表される回路構成を自由に書き換え可能なデバイスを用いることで,アプリケーション毎に最適な処理を行えるシステムを構築することが可能である。また,デバイスの内部を適宜再構成して書き換えることで,複数の機能を時分割で切り替えることができる。システム内のリソースを効率よく運用するためには,タスクの再構成・実行を適切な順序とタイミングで行わなければならない。そのため,タスクスケジューラの性能が動的再構成システムの性能を大きく左右する。本稿では,再構成領域がバスで接続された動的再構成システムを想定し,実行時間や再構成時間を考慮した効率的なタスクスケジューリングアルゴリズムを示すとともに,その検討を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： システム ,  *再構成 ,  動的系 ,  *スケジューリング ,  FPGA ,  効率化 ,  有向グラフ
準シソーラス用語： DAG【グラフ】 ,  *タスクスケジューリング ,  *再構成可能システム

分類 (1件)： 制御方式  (JC02030K)

引用文献 (6件)：

• 末吉敏則. Reconfigurable Computing System の現状と課題-Computer Evoluation へ向けて-. 信学技報. 1996, 96, 426, 111-118
• 末吉敏則. リコンフィギャラブル・コンピューティング. 情報処理. 1999, 40, 8, 777-782
• SHIBAMURA, H. EXPRESS-1 : A Dynamically Reconfigurable Platform using Embedded Processor FPGA. Proc. on 2004 IEEE Intl. Conf. on Field-Programmable Technology (FPT2004). 2004, 209-216
• 柴村英智. EXPRESS-1 : プロセッサ混載FPGAを用いた動的セルフリコンフィギャラブルシステム. 電子情報通信学会. 2006, 89, 6, 1120-1129
• XIAO, Yan. Dynamic Critical-Path Based on Fit Degree Scheduling for Reconfigurable Multi-FPGAs. Application of Concurrency to System Design. 2008, 27-32

タイトルに関連する用語 (4件)： タスク ,  振舞い ,  動的再構成 ,  スケジューリング