文献
J-GLOBAL ID:201102269984740718   整理番号:11A0173143

EZH2のCDK1依存性リン酸化はH3K27のメチル化を抑制し,ヒト間葉系幹細胞の骨形成分化を促進する

CDK1-dependent phosphorylation of EZH2 suppresses methylation of H3K27 and promotes osteogenic differentiation of human mesenchymal stem cells
著者 (18件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 87-94  発行年: 2011年01月 
JST資料番号: W1369A  ISSN: 1465-7392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ポリコーム群蛋白質EZH2は転写抑制と関連するヒストンメチルトランスフェラーゼであり,ヒストンH3Lys27(H3K27)のトリメチル化を触媒する。今回,EZH2はサイクリン依存性キナーゼ1(CDK1)の活性化を介しThr487をリン酸化し得ることを報告した。数種癌細胞系でCDK1阻害剤はH3K27のトリメチル化を増大した。Thr487でのEZH2のリン酸化は,他のポリコーム抑制複合体2(PRC2)成分SUZ12とEEDとのEZH2結合を障害し,EZH2メチルトランスフェラーゼ活性を阻害し,癌細胞侵入の抑制を示した。ヒト間葉系幹細胞で,CDK1の活性化はThr487でEZH2のリン酸化を介して骨芽細胞への間葉系幹細胞分化を促進した。本知見は,CDK1とEZH2間のシグナル伝達を明らかにし,これが癌細胞侵入と間葉系幹細胞の骨形成分化を含む多様な生物学的過程に重要な役割を演じていると結論した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  細胞生理一般  ,  発生と分化 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る