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J-GLOBAL ID：201102271303572973   整理番号：11A1020939

航海の安全と省エネ 環境負荷低減のための運航モニタリング

著者 (1件)： 安藤英幸 (MTI)
資料名： 計測と制御  (Journal of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 50  号： 6  ページ： 398-404  発行年： 2011年06月10日 
JST資料番号： F0131A  ISSN： 0453-4662  CODEN： KESEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 昨今の船用燃料油の価格高騰を背景として,海運会社は省エネ装置の導入や燃費性能の良い船の建造,省エネ運航の工夫など,ハード・ソフト両面に取り組んでいる。規制面からの省エネ圧力も近い将来に高まることが予想される。このような背景において,船舶からの燃料消費を従来以上に詳細に計測,把握,改善する基盤として,船体・機関のパフォーマンスモニタリングが注目され,国内外で舶用メーカなどが機器やサービスの提供を開始している。それらの多くは,ハード本来の性能を維持・保全するためのモニタリングである。筆者らはパフォーマンスモニタリングのプラットフォームSIMSおよび運航データ解析手法を構築した。本稿では,より広くハード・ソフトのパフォーマンスを全体論として捉え,種々の改善を通して省エネ運航を進めるためのパフォーマンスモニンリングについて,その実装事例を通じて紹介した。

シソーラス用語： *航海 ,  安全性 ,  *運航 ,  *監視 ,  性能分析 ,  *船舶 ,  船舶運用 ,  燃料消費率 ,  監視装置 ,  情報管理システム ,  *環境負荷低減 ,  *省エネルギー技術 ,  *節約
準シソーラス用語： 省エネルギー ,  *モニタリング ,  *安全 ,  *省エネ ,  *性能解析 ,  *パフォーマンスモニタリング ,  *船舶運行 ,  燃費 ,  モニタリングシステム ,  *SIMS【船舶】

分類 (3件)： 航海と実務  (TD01020F) ,  エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E) ,  航海計器,航法装置,電気設備  (QJ04020P)

引用文献 (8件)：

• 宮本. 実海域中推進性能の推定と評価. 日本船舶海洋工学会論文集. 2007, 6
• 佐々木. 海の10モード指標の開発. 海上技術安全研究所報告. 2009, 9, 4
• VAN DEN BOOM, Henk. Speed-Power Performance of Ships during Trials and in Service. 2008
• USAMA. From Data Mining To Knowledge Discovery in Database. AI Magazine. 1996, Fall 1996
• 筒井. 事例列履歴データからのデータマイニング. 計測と制御. 2002, 41, 5, 345-349

タイトルに関連する用語 (5件)： 航海 ,  省エネ ,  環境負荷低減 ,  運航 ,  モニタリング