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J-GLOBAL ID:201102273214204840   整理番号:11A0290030

梗塞心筋での血管新生を改善するためのpH応答,注入可能ヒドロゲルでの塩基性線維芽細胞成長因子のデリバリー

Delivery of basic fibroblast growth factor with a pH-responsive, injectable hydrogel to improve angiogenesis in infarcted myocardium
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 2407-2416  発行年: 2011年03月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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pHおよび熱応答性の注入可能ヒドロゲルを虚血心筋の酸性微小環境の利点を利用するために設計した。本系は血管新生成長因子デリバリーの時空間的調節を提供することで,治療的血管新生手法を改善可能である。pHおよび熱応答性のランダム共重合体であるポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-プロピルアクリル酸-co-ブチルアクリレート)(p[NIPAAm-co-PAA-co-BA])を,可逆的付加開裂連鎖移動重合で合成した。本ポリマは37°CでpH7.4では液体であるが,37°CでpH6.8では物理的なゲルを形成した。梗塞ラット心筋への投与後0~7日の間のビオチン化塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)の保持は,生理食塩水に対して,ヒドロゲルデリバリーで10倍高かった。in vivo処置の28日後に,毛細血管と細動脈密度は,生理食塩水+bFGFまたはポリマのみの対照に対してポリマ+bFGF処置で30~40%増加した。28日間のポリマ+bFGFでの処置は第0日に対して梗塞領域への相対的血流量の2倍に改善したが,生理食塩水+bFGFまたはポリマのみは効果を持たなかった。心電図で測定した短縮率は生理食塩水(25±1.2%)およびポリマ単独(25±1.8%)に対してポリマ+bFGF(30±1.4%)での処置後に有意に高かった。虚血の動物モデルでのpHと温度の局所変化への反応により,本ヒドロゲル系はbFGFの持続的局所的デリバリー,血管新生改善,局所血流および心機能における治療効果の達成を提供した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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医用素材  ,  生物薬剤学(基礎) 

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