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J-GLOBAL ID:201102273600891231   整理番号:11A1690021

オートクレーブ養生と中性化促進後のγ型ケイ酸カルシウムを含むセメント系材料における硫酸イオンの透過率

Permeability of Sulfate Ions in Cementitious Materials Containing γ-Ca2SiO4 after Autoclave Curing and Accelerated Carbonation
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 223-230 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: L4974A  ISSN: 1346-8014  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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コンクリート構造物に対する硫酸塩の浸透は,世界中で,特に,土中の硫酸塩が豊富な中東で,深刻な問題となっている。そこで,γ型ケイ酸カルシウム(以下,γ型C2S)を含む,セメント系材料の高耐久性の研究を通じて,高い硫酸塩への抵抗性を持つ,セメント系材料の設計が必要である。著者等は,次のような高耐久性の材料設計を提案した。それは,オートクレーブで硬化した本体の中に1.1ナノメートルのトベルモリー石,そして表面の高密度化を与えるオートクレーブ養生と促進中性化を受けた,γ型C2Sを混ぜた,セメント系材料である。しかし,この新材料の硫酸塩への抵抗性については,研究されていなかった。したがって,現研究の目的は,反応生成物と有孔性という観点から,(硫酸塩への抵抗性に重要な)硫酸塩イオンの透過率に関するγ型C2Sの添加,オートクレーブ,および促進中性化の効果を理解することだった。最小の硫酸塩イオン浸透は,OPCのγ型C2Sによる置換率が,80%の試料だった。促進中性化に続くバテライトの生成は,硫酸イオンの浸透を抑制した。さらに,硬化した本体の1.1ナノメートルのトベルモリー石の溶解が抑制された。また,表面の低いCa/Si C-S-Hは,この表面の有孔性を減少させ,硫酸塩イオンの浸透の抑圧に役立つだろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
モルタル,コンクリート  ,  硫黄とその化合物 
引用文献 (16件):

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