抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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食糧と競合しない稲ワラなどのリグノセルロースを原料とする場合,その確保,輸送,保管,前処理,糖化,発酵,蒸留(精製),廃水・廃棄物処理まで,さまざまなプロセスにおいて,省エネルギーとコスト低減のための技術開発が必要である。各プロセスの現状と課題を概説したうえで,地域分散型小規模生産でありながら,省エネ低コストを実現できるエタノール生産システムを紹介した。開発した生産システムは,前処理したバイオマスに糖化酵素,酵母および最小限の水を加えて半固体状とし,糖化と発酵を行うと同時に,発酵槽のヘッドスペースからエタノールを連続的に回収するConsolidated Continuous Solid State Fermentation(CCSSF) Systemである。