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J-GLOBAL ID：201102274411403761   整理番号：11A1341414

固体のためのハイブリッド原子-粗視化粒子シミュレーション法

著者 (3件)： 小林亮 (名古屋工大 大学院) ,  中村貴英 (名古屋工大 大学院) ,  尾形修司 (名古屋工大 大学院)
資料名： アンサンブル  (分子シミュレーション学会誌)
巻： 13  号： 3  ページ： 99-104  発行年： 2011年07月31日 
JST資料番号： L8101A  ISSN： 1884-6750  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来の粗視化粒子法を一般化Langevin方程式に基づいた視点で改良し,非一様原子系の粗視化を可能にする固体の粗視化法を開発した。また重み関数の考察を行い,有限温度効果も明示的に取り入れた。原子-粗視化粒子の接続方法として,接続に求められる条件,新しい接続法を示した。ハイブリッド法を用いた二次元亀裂進展シミュレーションを動的な領域切り替えを含めて実行した。物理精度を落とさずに低い計算負荷でシミュレーションすることが可能になった。

シソーラス用語： *モデル ,  *シミュレーション ,  自由エネルギー ,  温度依存性 ,  重み関数 ,  亀裂 ,  Langevin方程式 ,  *固体 ,  計算機シミュレーション ,  *粗視化モデル ,  分子シミュレーション ,  計算機利用 ,  利用

分類 (3件)： 計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  原子の性質  (BH02020G) ,  分子の性質一般  (BH05031D)

引用文献 (12件)：

• [1] I. Snook: The Langevin and Generalized Langevin Approach to the Dynamics of Atomic, Polymers and Colloidal Systems (Elsevier, Amsterdam, 2007), Chap. 2.6.
• [2] T. Kinjo and S. Hyodo: Phys. Rev. E 75, 51109 (2007).
• [3] P. Espanol and P. Warren: Europhys. Lett. 30, 191 (1995).
• [4] R.E. Rudd and J.Q. Broughton: Phys. Rev. B 58, R5893 (1998).
• [5] R.E. Miller and E.B. Tadmor: J. Comp.-Aid. Mat. Des. 9, 203 (2002).

タイトルに関連する用語 (4件)： 固体 ,  原子 ,  粗視化 ,  粒子シミュレーション