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J-GLOBAL ID：201102274459931530   整理番号：11A1246095

高強度Mg合金の摩擦攪拌接合特性

著者 (3件)： 山本尚嗣 (栗本鐵工所) ,  LIAO Jinsun (栗本鐵工所) ,  中田一博 (大阪大 接合科研)
資料名： 高温学会誌  (Journal of High Temperature Society)
巻： 37  号： 4  ページ： 197-202  発行年： 2011年07月20日 
JST資料番号： F0907B  ISSN： 0387-1096  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 摩擦撹拌溶接技術を高強度マグネシウム合金とアルミニウム合金の接合に用いた事例を紹介した。ここで用いたマグネシウム合金は結晶粒微細化技術として採用したRCPによるもので,素材はMg-Al-Zn合金とMg-Zn-Al-Ca-La合金である。また,通常の押出加工Mg-Al-Zn合金も比較のために用いた。同種材料およびアルミニウム合金との異種金属接合を実施した。継手のミクロ組織観察,硬度測定および引張強さ評価を実施した。これらの実験から,押出材では摩擦撹拌により接合部近傍において結晶粒微細化が進み,母材並みの強度が得られるが,結晶粒微細化で高強度化したマグネシウム合金では高い継手効率が得られないことが分かった。また,アルミニウム合金との接合には十分な接合条件(ツール形状を含む)を確立する必要があることを示した。

シソーラス用語： *マグネシウム合金 ,  結晶粒微細化 ,  *摩擦溶接 ,  *摩擦撹拌溶接 ,  改変
準シソーラス用語： *摩擦撹拌接合

分類 (1件)： 接着  (WC07020V)

引用文献 (20件)：

• 1) K. Katoh, H. Tokisue and T. Kitahara: Journal of light metal welding & construction, 42 (2004) 130-139.
• 2) W. B. Lee, Y. M.Yeon and S. B. Jung: Materials Science and Technology, 19 (2003) 785-790.
• 3) Seung Hwan C. Park, Yutaka S. Sato and H. Kokawa: Metallurgical and Materials Transactions A, 34A (2003) 987-994.
• 4) Seung Hwan C. Park, Yutaka S. Sato and H. Kokawa: Scripta Materialia, 49 (2003) 161-166.
• 5) K. Katoh, H. Tokisue and T. Kitahara: Journal of Japan Institute of Light Metals, 55 (2005) 259-264.

タイトルに関連する用語 (3件)： 高強度 ,  Mg合金 ,  摩擦攪拌接合