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J-GLOBAL ID:201102275197507488   整理番号:11A0967845

燃焼酸化-非分散赤外分析による気道内注入曝露後ラット肺中にある元来の多重壁カーボンナノチューブの定量法

A determination method of pristine multiwall carbon nanotubes in rat lungs after intratracheal instillation exposure by combustive oxidation-nondispersive infrared analysis
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巻: 84  号:ページ: 802-808  発行年: 2011年05月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,気道内注入曝露後ラット肺中にある多重壁カーボンナノチューブ(MWCNTs)の定量法を報告する。燃焼酸化によりMWCNTsを定量的にCO2に分解し,次いで非分散赤外分析法で定量した。MWCNTsをそれらの元の形で保存しながら,肺組織試料からの共存生物起源炭素による妨害を除くため,試料に酸分解,マッフル炉灰化及びin situ予備加熱による予備処理をした。この保存法は,曝露肺組織の予備処理試料の透過電子顕微鏡観察,及び肺組織に添加したMWCNTsの回収率が100%に近いことから確認された。提案した方法により得られたMWCNTsの検出限界は0.30μgであり,相対標準偏差で表した併行精度は5.6%であった(n=4)。本方法は,気道内注入したMWCNTsのin vivo持続性を研究するため,実際のラット肺試料に適用するのに充分高感度,高精度であった。著者等の知る限り,この報告は,この種の試料予備処理及び元のMWCNTsを修飾又は標識付け無しで,直接定量する最初の報告である。従来の間接法は,検出のために他の化合物又はCNTs中金属不純物での標識付けを使うが,これら標識の取り外しはCNTs定量における不確かさを増加させ得る。標識はまたCNTsが,どのようにin vivoで存在しているかの様子を変え,元のCNTsのin vivoでの存在に関する間違った理解を導きかねない。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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無機物質の物理分析一般 
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