抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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超撥水面における凝縮熱伝達特性を把握するために実験的研究を行なった。実験装置は,水蒸気を発生させて冷却面で凝縮させ,その際の温度や圧力を測定できるようにしたもので,密閉器,冷却面,蒸気発生用ヒータ,圧力計,熱電対などで構成されている。冷却面は40mm×40mmの金属面,金属面の厚さは15mmであり,超撥水面はアルミニウム,親水面は銅を用いた。研究の結果,超撥水面における凝縮は,不凝縮性ガスである空気が存在する場合でも存在しない場合でも,超撥水性を発現するための微細構造で水蒸気が凝縮してしまい,微細構造部外側の水滴を保持してしまうことにより超撥水を失うことが分かった。