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J-GLOBAL ID：201102275390634829   整理番号：11A0810054

斜波中における肥大船の性能推定について

Performance Prediction of a Blunt Ship in Oblique Waves

著者 (6件)： 枌原直人 (海上技術安全研究所) ,  辻本勝 (海上技術安全研究所) ,  一ノ瀬康雄 (海上技術安全研究所) ,  南佳成 (海上技術安全研究所) ,  佐々木紀幸 (海上技術安全研究所) ,  高木健 (東京大学大学院)
資料名： 日本船舶海洋工学会論文集  (Journal of the Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers)
巻： 12  ページ： 9-15 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0242B  ISSN： 1880-3717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 斜航状態における船舶が受ける流体力について,小アスペクト比翼理論に基づく誘導抵抗を貴島の式に付加した計算式を構築し,斜航試験によりそのモデルの有効性を調べた。その結果,本計算式にて斜航中流体力を精度良く推定できることを確認した。ついで,肥大船の斜波中抵抗増加について斜波中抵抗増加試験を行って斜波中の速度の影響を調べた。その結果,抵抗増加への速度影響は,向波と同様に船速の1次近似で表現できることを確認した。また,肥大船に対してもハイブリッド計算法が有効であることを確認した。

シソーラス用語： *肥大船 ,  *航路 ,  波浪 ,  流体力 ,  造波抵抗 ,  速度 ,  水槽試験 ,  コンテナ船 ,  周波数特性 ,  反射波 ,  性能計算 ,  船舶工学
準シソーラス用語： 実海域船舶性能 ,  *斜航

分類 (1件)： 船舶性能  (QJ02010Q)

引用文献 (14件)：

• 1) 宮本雅史、門松浩司、島田潔:実海面での推進性能、運動性能研究委員会第11 回シンポジウムテキスト(第2 編第2 章)、日本造船学会、1994
• 2) Ships and marine technology - Guidelines for the assessment of speed and power performance by analysis of speed trial data, ISO15016, International Organization for Standardization,2002
• 3) 安川宏紀、ファイズル アムリ アドナン:斜航する船の波浪動揺と定常波力に関する水槽実験、日本船舶海洋工学会論文集、第3 号、2006
• 4) H. Yasukawa and Faizul Amri Adnan :Strip method for a laterally drifting ship in waves,Journal of Marine Science and Technology,Vol .12 Number 3, 2007
• 5) M. Tsujimoto, M. Kuroda, K. Shibata, and K.Takagi : A Practical Correction Method for Added Resistance in Waves, Journal of Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers, Vol. 8, 2008

タイトルに関連する用語 (2件)： 肥大船 ,  性能推定