文献
J-GLOBAL ID:201102275696643767   整理番号:11A0992827

京都西賀茂における1989-1990年と2006-2007年のチョウ類群集の定量的比較

著者 (2件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 59-66  発行年: 2011年05月31日 
JST資料番号: L1887A  ISSN: 0915-4698  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
京都市北郊西賀茂において1989,90年と2006,07年にチョウ類群集についてトランセクト法を用いて, 総個体密度,科別個体密度,分布型・生態類型別個体密度,多様度指数,種数等について連続した2年の調査を行った。その結果,種数および優占種上位5種の推定については,少なくとも2年間の調査が必要であることが示唆された。この16年間にチョウの種数は48種から43種へと10%減少し,総個体密度の低下率は30%に達し,多様度指数も低下した。種別個体密度の変化では,オオチャバネセセリ,キアゲハ,ルリタテハの3種が消滅し,23種が30%以下に低下した。科別個体密度では,セセリチョウ科とジャノメチョウ科の個体数減少がとくに顕著であった。類型別では,南方系草原性種群だけが増加し,南方系森林性種群,日華区系や旧北区系森林性種群と1化性種群の個体数減少が認められた。さらに優占種上位5種の推定を加えた結果から,西賀茂のチョウ類群集はこの16年間に種数や個体数が減少して衰退の過程にあり,群集多様度が若干低下しているが,群集構造に顕著な変北が生じるまでにはいたっていないことが示唆された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個体群生態学 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る