抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らが提案している微小な光電力でも機能し得る電気-光ハイブリッド型通信制御装置(node)のモデルを電力ネットワークであるスマートグリッドに適用することを提案した。nodeは光の非線形性に基づく適応アルゴリズムを実装している。分散型電源や蓄電設備を備えた家庭を想定した各nodeには電力を分配するためのPGUが組合わされている。7つのnodeとPGUをハードウェア化した回路による実験で,ネットワークの自己形成機能,自己防御機能,自己修復機能を確認した。以上から,各node間で電力の余剰側から不足側へ自律的な送電ができること,各node間の光通信や送電経路が事故によって遮断された場合でも自己組織化ネットワークの機能により自律的に最適な経路を再形成できることが実証された。ネットワークの拡張可能性についても検討した。