共有的に連結したポルフィリン-La@C<sub>82</sub>ハイブリッド:構造解明と分子内相互作用の究明

FENG Lai; SLANINA Zdenek; SATO Satoru; YOZA Kenji; TSUCHIYA Takahiro; MIZOROGI Naomi; AKASAKA Takeshi; NAGASE Shigeru; MARTIN Nazario; GULDI Dirk M.

文献

J-GLOBAL ID：201102276513914348 整理番号：11A1171132

共有的に連結したポルフィリン-La@C₈₂ハイブリッド:構造解明と分子内相互作用の究明

Covalently Linked Porphyrin-La@C₈₂ Hybrids: Structural Elucidation and Investigation of Intramolecular Interactions

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資料名：
巻： 50 号： 26 ページ： 5909-5912 発行年： 2011年
JST資料番号： H0127B ISSN： 1433-7851 CODEN： ACIEAY 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

光合成,光電気化学においてエンドヘドラルメタロフラーレン(EMFs)と多重発色団系とのハイブリッドが注目されている。共有結合により連結した3つの異性体5,10,15,20-テトラフェニルポルフィリン-La@C₈₂ハイブリッドの合成,電気化学,分光学的および計算機による研究を報告した。La@C₈₂にジアゾカップリングにより5-フェニル吉草酸エステルを導入し3つの異性体を得,カルボキシル基でテトラフェニルポルフィリンと共有結合により連結してハイブリッド材料を合成した。それらの構造はMALDI-MS,EPR,UV/Vis-NIR分光法により決定した。電気化学的特性を示差パルスボルタンメトリーにより測定し,La@C₈₂とポルフィリンの酸化還元波の電位シフトから両者間の分子内相互作用を推定した。更に密度汎関数法により電子構造の計算機シミュレーションを行い,SOMO,LUMOは主としてLa@C₈₂に局在化し,HOMOはH₂Por中心に存在する結果を得た。励起状態の分子内相互作用を定常状態蛍光法により観測し,緩和過程に分子内電子およびエネルギー移動が関与していると結論した。

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八員環以上の複素環化合物 , 分子化合物 , 原子・分子のクラスタ

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共有的に連結したポルフィリン-La@C82ハイブリッド:構造解明と分子内相互作用の究明

共有的に連結したポルフィリン-La@C₈₂ハイブリッド:構造解明と分子内相互作用の究明