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J-GLOBAL ID：201102276629227631   整理番号：11A2004532

カルシウム吸収促進剤としての乳糖を再考

Revisiting lactose as an enhancer of calcium absorption

著者 (3件)： KWAK Hae-soo (Dep. of Food Sci. and Technol., Sejong Univ., Seoul 143-747, KOR) ,  LEE Won-jae (Dep. of Animal Bioscience (Institute of Agriculture and Life Science), Gyeongsang National Univ., Jinju 660-701, KOR) ,  LEE Mee-ryung (Dep. of Animal Bioscience (Institute of Agriculture and Life Science), Gyeongsang National Univ., Jinju 660-701, KOR)
資料名： International Dairy Journal  (International Dairy Journal)
巻： 22  号： 2  ページ： 147-151  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W0531A  ISSN： 0958-6946  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乳糖は哺乳類でカルシウム吸収の促進剤として認識されている。カルシウム吸収の乳糖の刺激効果は,動物実験では明らかであるが,ヒトではそのような影響は未だ議論の余地がある。対照の糖としてグルコースまたはガラクトースが選ばれる場合,カルシウム吸収への促進に及ぼす乳糖の効果は有意ではなかった(P>0.05)。しかし,非吸収性糖の他のタイプと比較した時,乳糖はヒトにおいてカルシウム吸収に及ぼす正の効果を持っていた。乳糖不耐症の対象者は,乳成分として消費された時点で乳糖耐性と比較してカルシウム吸収がより大きいことを示した。非加水分解乳糖は,健康増進する腸内細菌叢の増殖を支援するためのプレバイオティクスとして利用されるように見えて,カルシウム吸収促進剤として認められている。したがって,乳糖の加水分解及び非加水分解型の双方は,哺乳類のカルシウム吸収を促進において正に関与するように見える。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ガラクトシド ,  *生体吸収 ,  *カルシウム ,  *促進 ,  ヒト ,  先天性代謝異常 ,  腸疾患 ,  マイクロバイオーム ,  腸内微生物 ,  増殖促進 ,  少糖類 ,  食品成分 ,  *腸 ,  動物実験 ,  生物学的比較 ,  特定保健用食品 ,  作用機序 ,  食餌効果 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  *カルシウム吸収 ,  プレバイオティクス ,  機能性成分 ,  腸内フローラ ,  機能性食品
準シソーラス用語： 腸内細菌叢 ,  乳糖不耐症

分類 (3件)： 砂糖以外の糖  (FJ05020L) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R) ,  腸  (EJ06040N)

物質索引 (3件)： ガラクトース ,  グルコース ,  乳糖

タイトルに関連する用語 (3件)： カルシウム ,  吸収促進剤 ,  乳糖