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J-GLOBAL ID：201102277665194312   整理番号：11A0155605

非Michaelis-Menten酵素の特異性:代謝経路を解析するための必要情報

Specificity of Non-Michaelis-Menten Enzymes: Necessary Information for Analyzing Metabolic Pathways

著者 (2件)： CORNISH-BOWDEN Athel (Bioenergetique et Ingenierie des Proteines, Centre National de la Rech. Scientifique, Marseille, FRA) ,  CARDENAS Maria Luz (Bioenergetique et Ingenierie des Proteines, Centre National de la Rech. Scientifique, Marseille, FRA)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 114  号： 49  ページ： 16209-16213  発行年： 2010年12月16日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の基質に対する触媒反応速度定数とMichaelis定数K_mの比k_cat/K_mを比較することによってMichaelis-Menten方程式に従う,すなわち非協調性酵素の特異性を正規に測定したが,これは1から異なるHill係数hを有する酵素には不適切である。すなわち,Hill方程式は最も協調的酵素の基質濃度の生理学的濃度範囲で速度論的挙動の正確記述を提供することが知られている。式中1/2飽和に対する基質濃度K_0.5としてK_mを一般化する明白な代替は優れているが,完全にどちらかを満足せず,ここではk_cat/K^h_0.5が代謝経路の速度論的挙動を解析するため十分な結果を与えることを示した。k_cat/K^h_0.5を使用する重要性はhの値と共に増加するが,hが小さいときでさえ哺乳類ヘキソキナーゼについて示されるように適切な差を作る。提案した定義面でこれらの酵素の特異性に対するデータの再説明はヘキソキナーゼDがグルコースに対して極めて特異的であるとしばしば信じられ,従って「グルコキナーゼ」と呼ばれ,哺乳動物中に見いだされる四種類のアイソザイムのフルクトース以上にグルコースに対して最低の選好性を実際にもつことを指示した。

シソーラス用語： 酵素反応速度論 ,  *酵素反応 ,  *代謝経路 ,  *Michaelis定数 ,  相乗作用 ,  協同現象 ,  *触媒反応 ,  反応速度定数 ,  濃度依存性 ,  ヘキソキナーゼ ,  哺乳類 ,  グルコキナーゼ ,  アイソザイム ,  単糖類 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  ケトース
準シソーラス用語： Hill係数 ,  協調的作用

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (2件)： グルコース ,  フルクトース

タイトルに関連する用語 (4件)： 酵素 ,  特異性 ,  代謝経路 ,  解析