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J-GLOBAL ID：201102277781730000   整理番号：11A2008087

エネルギー吸収集約型制振システム(TASMO)の開発と建築物への適用

Development of Response Control System (TASMO) with Intensive Energy Absorption Devices and Application to Building

著者 (7件)： 篠崎洋三 (大成建設) ,  小室努 (大成建設) ,  有山伸之 (大成建設) ,  渡辺征晃 (大成建設) ,  西本信哉 (大成建設) ,  河本慎一郎 (大成建設) ,  武谷政國 (大成建設)
資料名： 大成建設技術センター報(CD-ROM)  (Report of Taise Technology Center (CD-ROM))
号： 44  ページ： ROMBUNNO.10  発行年： 2011年12月01日 
JST資料番号： G0744B  ISSN： 1348-3366  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地震時のエネルギーを集中的に吸収するような構造架構システムとして,制振システムを開発した。本システムは,地震時のエネルギーを吸収する部位と常時の鉛直荷重を支持する部位を完全に分離するもので,新たな建築空間を創り出す架構形式を目指している。剛性の高い壁柱とこれをつなぐ境界梁および壁柱脚部のオイルダンパーから構成される制振装置を有する本制振システムは,地震力のほとんどの割合を制振装置に入力させる架構とすることで,制振装置が効率よく地震エネルギーを吸収することができることが期待できる。(著者抄録)

シソーラス用語： *制振構造 ,  油圧ダンパ ,  柱 ,  装置 ,  軟鋼 ,  建築物
準シソーラス用語： 極低降伏点鋼 ,  制振装置 ,  壁柱

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (6件)：

• 1)和田章他:建築物の損傷制御設計,丸善,1998
• 2)須藤福三他:壁体を用いた超高層建屋構造の計画,建築技術,1968
• 3)辻井剛他:鉄筋コンクリート耐震壁の可撓仕口に関する実験的研究,日本建築学会大会梗概集,1974
• 4)崎野健治:転倒降伏耐震壁に関する実験的研究,コンクリート工学年次論文集vol26,2004
• 5)日高桃子他:制振壁フレームの必要変形能力と設計用応力に関する解析的研究,日本建築学会構造系論文集,2007.03

タイトルに関連する用語 (5件)： エネルギー吸収 ,  集約 ,  制振 ,  開発 ,  建築物