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J-GLOBAL ID：201102278558049071   整理番号：11A1429267

生物に似た濡れ特性を有するジアリールエテン系微結晶表面の可逆的な光誘起地形変化

Photoinduced Reversible Topographical Changes on Diarylethene Microcrystalline Surfaces with Biomimetic Wetting Properties

著者 (9件)： NISHIKAWA Naoki (Ryukoku Univ., Otsu, JPN) ,  UYAMA Ayaka (Ryukoku Univ., Otsu, JPN) ,  KAMITANAKA Takashi (Ryukoku Univ., Otsu, JPN) ,  MAYAMA Hiroyuki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KOJIMA Yuko (Mitsubishi Chemical Group Sci. and Technol. Res. Center, Inc., Yokohama, JPN) ,  YOKOJIMA Satoshi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  NAKAMURA Shinichiro (RIKEN, Saitama, JPN) ,  TSUJII Kaoru (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  UCHIDA Kingo (Ryukoku Univ., Otsu, JPN)
資料名： Chemistry. Asian Journal  (Chemistry. Asian Journal)
巻： 6  号： 9  ページ： 2400-2406  発行年： 2011年 
JST資料番号： W1856A  ISSN： 1861-4728  CODEN： CAAJBI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フォトクロミックなジアリールエテン系化合物,すなわち,1,2-ビス[2-メトキシ-5-(トリメチルシリル)-3-チエニル]ペルフルオロシクロペンテン(1o),の微結晶薄膜に紫外線と可視光を交互に照射することにより,その表面地形を可逆的に変化させ得ることを見いだした。ロータス効果及び花びら効果を示す表面が可逆的に生成するのは光照射により結晶サイズと表面のミクロ構造が変化するためであり,ボックスカウント法用いたフラクタル解析の結果,表面の濡れ特性の差は 1o の閉環異性体(1c)の結晶サイズの差に由来することを確認した。各表面における水の接触角,結晶成長の活性化エネルギー,及び表面の走査電子顕微鏡写真も示した。

シソーラス用語： *硫黄複素環化合物 ,  *オレフィン化合物 ,  フォトクロミズム ,  *微結晶 ,  表面 ,  可逆変化 ,  光照射 ,  紫外線 ,  可視光 ,  濡れ ,  疎水性 ,  解析 ,  フラクタル次元 ,  電子顕微鏡写真 ,  走査電子顕微鏡 ,  接触角 ,  活性化エネルギー ,  フラクタル解析 ,  超疎水性

分類 (2件)： チオフェン  (CF07074D) ,  顕微鏡法  (BK01040E)

物質索引 (2件)： 3,3′-(3,3,4,4,5,5-ヘキサフルオロ-1-シクロペンテン-1,2-ジイル)ビス[2-メトキシ-5-(トリメチルシリル)チオフェン] ,  (9aR)-2,8-ビス(トリメチルシリル)-4,4,5,5,6,6-ヘキサフルオロ-9aα,9bβ-ジメトキシ-5,6,9a,9b-テトラヒドロ-1,9-ジチア-4H-トリンデン

タイトルに関連する用語 (6件)： 生物 ,  濡れ ,  ジアリールエテン ,  微結晶 ,  光誘起 ,  地形変化