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J-GLOBAL ID:201102281093695800   整理番号:11A1924494

慣行栽培米(千葉県東総産コシヒカリ)におけるカーボンフットプリントの試算

Estimation of the Carbon Footprint of Conventional Rice (Variety: Koshihikari produced in Toso Area, Chiba Prefecture)
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 387-395  発行年: 2011年10月25日 
JST資料番号: L6922A  ISSN: 1880-2761  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では米を取上げ千葉県東総地域の最も一般的な慣行栽培事例を調べ,CFP(カーボンフットプリント)を試算した。試算では機能単位を1kgとし算定範囲をCFP算出・表示一般原則に従い,5段階,つまり原料調達段階(玄米生産関連プロセス,玄米出荷準備プロセス),生産段階,流通・販売段階(流通プロセス,販売プロセス),使用・維持管理段階,廃棄・リサイクル段階で,CO2排出量を算出した。結果では,1)コシヒカリのCFP構成割合特徴をまとめた。全放出量は1985.7gCO2/gで,各段階内訳は,順に1467.8(73.9%),43.4(2.2),229.8(11.7),232.7(11.7),12.0(0.6)だった。2)環境配慮型既往研究の滋賀県産特別栽培米結果と比べた。原材料調達段階で1.2倍,使用・維持段階で0.8倍だった。3)消費者が改善できる使用・維持管理段階の炊飯回数と保温時間の違いによる放出量の違いの考察結果を述べた。排出量削減では炊飯回数減少が最も効果的だった。保温時間が長いと排出量は増え,長すぎないように1回の炊飯量を適切に調整するのが良い。
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分類 (4件):
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稲作  ,  環境問題  ,  穀類とその製品一般  ,  食品一般 
引用文献 (17件):
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