文献
J-GLOBAL ID:201102281758080373   整理番号:11A0471902

センタリング理論と対象知識に基づく談話構造解析システムDIA

Discourse Structure Analysis System DIA Based on Centering Theory and Object Knowledge
著者 (2件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 31-56  発行年: 2011年01月28日 
JST資料番号: L3934A  ISSN: 1340-7619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
自動要約,照応解析,質問応答,評判分析などの応用では,文章中の文間の役割的関係や話題の推移の解析が必要になりつつある。本研究ではセンタリング理論と対象知識に基づき談話中の話題の移り変わりを意味的に解析し談話構造を生成する手法を提案し,これに基づく談話構造解析システムDIAを開発した。本研究ではセンタリング理論を拡張し文の依存先の決定に用いる。また,語の語意が表す概念の部分/属性関係,上位-下位関係,類似関係といった対象に関する意味的関係をEDR電子辞書中の共起辞書と概念体系辞書から抽出し,文間の接続関係の決定に用いる。談話の中で話題の推移を表すために談話構造木を定義した。談話構造木では,句点で区切られた文をノードとし,各ノードはただ1つの親ノードを持つ。また,文を接続しているアークに9種類の文間接続関係(詳細化,展開,原因-結果,逆接,遷移,転換,並列,例提示,質問-応答)を付与する。談話構造を決定する手法としては,拡張したセンタリング理論を元に各文に対してそれより前にある文に対して親ノードとなる可能性を得点化し,最高点のものを親ノードとする。次に各文ノード間のアークに対して,その接続関係が9種のそれぞれである可能性を評価する経験的なルールを36個定め,最高得点を得た関係ラベルをアークに付与する。評価実験の結果,接続先の特定では82%,文間接続関係の判定では81%の精度を実現した。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然語処理  ,  情報加工一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る