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J-GLOBAL ID:201102282524947582   整理番号:11A1260435

Cr(III)で変性したチタン-カルシウムヒドロキシアパタイトの表面構造および可視光光触媒活性

Surface structure and visible light photocatalytic activity of titanium-calcium hydroxyapatite modified with Cr(III)
著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 498-503  発行年: 2011年07月 
JST資料番号: W0255A  ISSN: 0921-8831  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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合成チタン-カルシウムヒドロキシアパタイト(Ti-CaHap)粒子を種々の濃度のCr(NO3)3・9H2O水溶液で処理し,得られた材料をいろいろな通常技法によって特性化した。Ti-CaHapの結晶構造および粒子形態はCr(III)溶液の処理によって本質的には変わらなかった。Cr(III)濃度の増加とともに,生成物中のCr(III)量は増加し,Ca(II)は減少した。XPS(X線光電子分光法)結果が,Ti-CaHapのCrの表面状態は三価であることを明らかにした。これらの事実は,Cr(III)はTi-CaHapの表面Ca(II)の置換によってドープされたことを推測させる。さらに,IR結果から,Cr(III)濃度の増加が表面Cr-OH結合を発達させ,一方,Ti-CaHapの表面Ti-OHおよびP-OH結合が消滅することが証明された。このことは,表面P-O-Cr(OH)2およびTi-O-Cr(OH)2基の生成がTi-CaHap粒子の表面上でCr(OH)3状層となることを意味する。Cr(III)ドープTi-CaHapは,電荷移動転移O2-→Ti4+のUV吸収に加えて,可視範囲の446および623nmでの吸収ピークを持った。可視吸収ピークはCr(III)濃度を上げると発達した。Cr(III)ドープTi-CaHap上のアセトアルデヒドのCO2への光触媒分解が可視照射下で検出され,粒子表面上のCr(OH)3状層の生成によって活性が低下した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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