抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地下熱利用技術の実施例および今後の普及促進のための技術的な課題について述べた。地中熱を取り出すために流体を循環させる方法がクローズド方式で,U字管型の地中熱交換器を設置する方法があり,様々な形状,材質および運転方法等の検討がなされ,試験施工も行われている。これに対して揚水した地下水から熱を取り出す方法がオープン方式で,海外では多くのヒートポンプ・システムの実施例がある。国内の施工例としては,積雪寒冷地における道路消雪への利用が昭和30年代末から始まり,近年では建物の冷暖房システムへの応用が進んでいる。ヒートポンプ・システム普及には熱交換器の高効率化等が重要な課題である。