抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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難燃性マグネシウム合金の鉄道車両部材への適用を踏まえて,その高温変形試験により変形抵抗挙動を調査し,続いて押出加工の基礎検討の一環として板材の押出性について調査して加工性を評価した。そして押出加工により中空形材を試作して,外観及びその組織的な特徴について調査した。得られた知見は下記の通りである。1)難燃性マグネシウム合金の変形抵抗には温度と歪速度への依存性が認められ,変形抵抗を下げるためには温度と歪速度の調整が必要になる。2)高温引張試験と鋳造ビレットから板材に押し出す加工試験により,難燃性マグネシウム合金の押出は623K以上の高温下において低速度で加工するのが望ましく,早い加工では内部欠陥が発生する。今後はモデル材の機械的性質,溶接性等の調査を進めると同時に,長尺形材の試作等について検討していく。