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J-GLOBAL ID：201102283498310852   整理番号：11A0112076

畷り飲み動作の実験的考察-把持したカップと頭部の動き-

著者 (5件)： 中沢信明 (群馬大 大学院工学研究科) ,  伊藤孝祐 (ティーエスイー) ,  松井利一 (群馬大 大学院工学研究科) ,  WANG Feng (前橋工科大) ,  山田功 (群馬大 大学院工学研究科)
資料名： 人間工学  (Japanese Journal of Ergonomics)
巻： 46  号： 6  ページ： 389-392  発行年： 2010年12月15日 
JST資料番号： S0258A  ISSN： 0549-4974  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人間生活にとって水分摂取は生活に欠くことができないもので,1日約2000mlの水分補給が必要である。このうち約半分は飲料物から摂取するが,介護を受ける人には水分補給システムの確保は重要な事項であり,その形態はストロークによる吸い飲みが主流となっている。しかし,コーヒや味噌汁を飲む場合には熱い物を吸い飲むことは不快であり,危険がある。カップによる畷り飲みにはストローでは代替できない要素がある。これまで食事支援ロボットは製品化されているが,畷り飲みの支援を目的とする福祉ロボットの開発はまだ行われていない。把持したカップの飲料物啜り飲み動作について特性解析を行った。

シソーラス用語： *摂水 ,  *動作分析 ,  頭部 ,  容器 ,  福祉ロボット ,  *介護 ,  飲料 ,  特性 ,  軌道 ,  自由度 ,  器具
準シソーラス用語： カップ ,  すすり飲み動作 ,  吸い飲み

分類 (3件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  作業研究  (KB03040A)

引用文献 (6件)：

• 1) 三好春樹, 中島知夏子, 金谷節子, 黒岩恭子:新しい介護学 生活づくりの食事ケア, 雲母書房, 2008.
• 2) 石井純夫:食事支援ロボット「マイスプーン」, 日本ロボット学会誌, 21(4), 378-381, 2003.
• 3) 手嶋教之:食事支援マニピュレータとその要素技術, 日本ロボット学会誌, 14(5), 624-627, 1996.
• 4) 中沢信明, 梶川伸哉, 猪岡光, 池浦良淳:把持動作における指先軌道の実験的考察, 人間工学, 36(1), 19-27, 2000.
• 5) 関根紀夫, 伊藤彰義:摂食嚥下障害の診断・評価支援システムの構築, 電子情報通信学会誌, D-II J84-D-II(6), 1231-1239, 2001.

タイトルに関連する用語 (5件)： 実験 ,  把持 ,  カップ ,  頭部 ,  動き