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J-GLOBAL ID：201102283677182859   整理番号：11A0307329

エンジン廃熱の有効利用に関する検討

An Examination of Effective Use for the Engine Waste Heat

著者 (1件)： 鈴木利夫 (東北学院大 工)
資料名： LEMA  (LEMA)
号： 502  ページ： 21-26  発行年： 2011年01月31日 
JST資料番号： G0179A  ISSN： 1343-9995  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱電発電を用いたエンジン廃熱の有効利用について,実験および単純な伝熱モデルにより検討した。実験には77.6ccの空冷4サイクルガソリンエンジンを使用した。熱電素子はHi-Z社製のHZ-2熱発電モジュールである。研究の結果得られた電力は,排気ガスのもつエネルギーと素子の公称変換効率を用いて予測される発電電力よりもかなり少なく,伝熱モデルでの検討から素子に伝わらない熱損失が多いことが予測された。単に素子枚数を増しても効果が限られ,素子の配置や放熱などのシステム配置の最適化が必要である。

シソーラス用語： *ガソリン機関 ,  *熱電発電 ,  省エネルギー ,  モデル ,  熱電素子 ,  特性 ,  平均有効圧 ,  効率 ,  熱損失 ,  *廃熱利用
準シソーラス用語： 伝熱モデル ,  発電特性 ,  変換効率

分類 (2件)： 熱電発電,熱電子発電  (NB03080V) ,  火花点火機関  (PB02020C)

引用文献 (4件)：

• 梶川: 日本機械学会誌, Vol.108, No.1045,(2005), 52
• 大田: エネルギー・資源, Vol.16, No.4,(1995), 35
• V. L. Maleev: Internal-combustion Engines SECOND EDITION, McGRAW-HILL Book Company,(1945), 238
• 甲藤好朗: 伝熱概論, 養賢堂 (1975), 196

タイトルに関連する用語 (2件)： 廃熱 ,  有効利用