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J-GLOBAL ID：201102283807052812   整理番号：11A1121405

情報検索の前後におけるユーザの知識構造の変化: コンセプトマップを使った分析

Changes Before and After Search of Users’ Knowledge Structures on a Topic: Analysis Using the Concept-Map

著者 (7件)： 齋藤ひとみ (愛知教育大学教育学部) ,  中島諒 (住友電工情報システム株式会社) ,  江草由佳 (国立教育政策研究所教育研究情報センター) ,  高久雅生 (物質・材料研究機構科学情報室) ,  寺井仁 (名古屋大学情報科学研究科) ,  神門典子 (国立情報学研究所情報社会相関研究系) ,  三輪眞木子 (放送大学ICT 活用・遠隔教育センター)
資料名： 情報知識学会誌  (Journal of Japan Society of Information and Knowledge)
巻： 21  号： 2  ページ： 137-142 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： L1843A  ISSN： 0917-1436  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,情報探索の前後で探索者の知識がどのように変化するのかをコンセプトマップを使って検討した.実験参加者は2 つの探索条件(発散・収束) に分けられ,2 つのトピック(環境・旅行) の検索を行った.検索の前後にトピックについてのコンセプトマップを記述した.分析の結果,条件やトピックによってマップの特徴が異なることが明らかになった.発散条件では検索の前後でマップの中心に近いノードが増加したのに対して,収束条件ではマップの中心から離れたノードが増加した.また,環境課題よりも旅行課題の方がノード・リンク・リンクラベル数が多かった.これら結果からトピックや探索条件が利用者の探索行動や情報の選択に影響を与えた可能性を示唆している.(著者抄録)

シソーラス用語： *情報検索 ,  主題 ,  Webサービス ,  探索行動 ,  *知識表現 ,  *認知科学 ,  情報検索システム ,  システム評価 ,  アンケート
準シソーラス用語： 知識構造 ,  コンセプトマップ

分類 (1件)： 情報検索一般  (AC06010H)

引用文献 (8件)：

• WHITE, Ryen A. Exploratory Search : Beyond the Query-response Paradigm. 2009
• WHITE, Ryen W. Evaluating exploratory search systems : Introduction to special topic issue of information processing and management. Inf. Process. Manage. 2008, 44, 2, 433-436
• J. D. ノヴァック. 子どもが学ぶ新しい学習法 概念地図法によるメタ学習. 1992
• REBICH, Stacy. Concept Mapping to Reveal Prior Knowledge and Conceptual Change in a Mock Summit Course on Global Climate Change. Journal of Geoscience Education. 2005, 53, 4, 355-365
• MEAGHER, Tomas. Looking Inside a Student's Mind : Can An Analysis of Student Concept Maps Measure Changes in Environmental Literacy?. Electronic Journal of Science Education. 2009, 13, 1, 1-28

タイトルに関連する用語 (4件)： 情報検索 ,  知識 ,  コンセプトマップ ,  分析