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J-GLOBAL ID:201102283909032913   整理番号:11A0119254

ヒトのEVLとI型トポイソメラーゼにより媒介される一本鎖DNAの連結

Single-stranded DNA catenation mediated by human EVL and a type I topoisomerase
著者 (9件):
資料名:
巻: 38  号: 21  ページ: 7579-7586  発行年: 2010年 
JST資料番号: D0242C  ISSN: 0305-1048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒトのEna/Vasp様(EVL)タンパク質はアクチン再構築と相同組換えに関与する二機能性タンパク質と考えられている。一方,トポイソメラーゼのDNAプロセシング活性は相同組換えにおいて重要な役割を演じていることが示唆されている。本研究では,一本鎖DNA(ssDNA)の連結におけるEVLとI型トポイソメラーゼの機能について検討した。EVLはin vitroにおいてI型トポイソメラーゼ存在下で環状のssDNA分子の熱安定性マルチマーを形成した。電子顕微鏡解析により,EVLおよびトポイソメラーゼによって形成された熱安定性のssDNAマルチマーはssDNAカテマーであることが明らかになった。EVLあるいはトポイソメラーゼが反応混合物から除かれるとssDNAの連結は起きなかった。ssDNAの連結はEVLのアニーリング活性に完全に依存していた。EVLは細胞抽出物からTOPO IIIα結合ビーズにより捕捉され,EVLとTOPO IIIαの相互作用が表面プラズモン共鳴解析により確認された。精製したTOPO IIIαはEVLとssDNAの連結を大腸菌のI型トポイソメラーゼと同様の効率で触媒した。以上より,EVLは相同組換えの過程で形成されるDNA中間体のプロセシングにおいてTOPO IIIαと一緒に機能していることが示唆された。
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