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J-GLOBAL ID：201102284023249667   整理番号：11A1063619

Li_1-2xCa_xSi₂N₃の高リチウム伝導

High lithium conductivity in Li_1-2xCa_xSi₂N₃

著者 (5件)： NARIMATSU Eiichirou (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  YAMAMOTO Yoshinobu (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  TAKEDA Takashi (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  NISHIMURA Toshiyuki (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  HIROSAKI Naoto (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Materials Research  (Journal of Materials Research)
巻： 26  号： 9  ページ： 1133-1142  発行年： 2011年05月14日 
JST資料番号： D0987B  ISSN： 0884-2914  CODEN： JMREEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の組成のLi_1-2xCa_xSi₂N₃(x=0~0.2)をLi₃N,Si₃N₄及びCa₃N₂の反応で合成し,結晶構造,微構造及びイオン伝導性を調べた。CaはLiSi₂N₃ホスト格子に導入されて固溶体を生成した。Ca添加によりイオン伝導の活性化エネルギーは減少し,室温でのイオン伝導は増加した。x=0.075の室温でのイオン伝導は1.6×10^-5Sm^-1で,x=0の3.1×10^-9Sm^-1よりも4桁増加した。Ca添加によるLiSi₂N₃骨格の変化がイオン間の相互作用を減らし,構造欠陥を増加させてイオン伝導を容易にした。また,異原子価置換によるLi⁺空孔の生成が移動Li⁺数の増加に寄与した。

シソーラス用語： 窒化ケイ素 ,  *リチウム化合物 ,  *カルシウム化合物 ,  ドーピング ,  *窒化物 ,  *ケイ素化合物 ,  ホットプレス ,  固溶体 ,  *イオン伝導 ,  活性化エネルギー ,  *リチウムイオン電池 ,  *固体電解質 ,  微細構造
準シソーラス用語： ケイ素窒化物 ,  窒化カルシウム ,  窒化リチウム

分類 (3件)： 二次電池  (YB04030K) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O)

タイトルに関連する用語 (2件)： リチウム ,  伝導