文献
J-GLOBAL ID:201102284542337662   整理番号:11A1814427

未利用半生うどん飼料の給与が肥育豚の発育と肉質に及ぼす影響(III)

著者 (2件):
資料名:
号: 45  ページ: 12-17 (WEB ONLY)  発行年: 2011年01月28日 
JST資料番号: U0224A  ISSN: 0389-3553  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
県内うどん製造業者から排出された半生うどんを天日乾燥し,飼料原料として飼料製造会社で市販配合飼料(肥育後期用)の配合内容をベースとして,とうもろこしと20%代替した飼料を肥育後期,体重約60kgから豚に給与した。飼料製造単価は,うどんの単価を0円として算出し,うどんを20%代替することによりkg当たり約5円安くなり,飼料費でも1頭当たり1,349円(15.0%)低減できた。発育における1日平均増体量は,試験区0.857kg,対照区0.755kg,飼料要求率が試験区4.11,対照区4.33といずれも試験区がやや優れた傾向であった。と体成績は,両区とも有意な差は認められなかった。塩分摂取量は試験区が36.7gと対照区の約3.7倍多いが,臨床症状や血液検査でのBUN,クレアチニン(CRE)に異常はみられなかった。理化学的肉質検査では,各項目とも両区に有意な差は認められなかった。ロース中の脂質含量についても差は認められなかった。背内層脂肪の脂肪酸組成では,C14:0(ミリスチン酸)で試験区が有意に低くなった以外,各脂肪酸,飽和脂肪酸,不飽和脂肪酸割合には差が認められなかった。官能検査では,良いと判断した人数の割合が,試験区の「香り」「味」で対照区よりやや高く,総合評価もやや高かった。このことから,塩分濃度が高い半生うどんを飼料の原料として20%給与しても,製造コストも低減でき,肥育豚の発育や健康状態に影響が無く,肉質も市販配合飼料と遜色のないことが確認された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
豚  ,  配合飼料 

前のページに戻る