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J-GLOBAL ID：201102285688497595   整理番号：11A1177027

難酸化還元性イオンにも適用できる高精度クーロメトリーの開発-迅速液|液界面イオン移動全電解法-

著者 (2件)： 糟野潤 (龍谷大 理工) ,  木原壯林 (京都悠悠化学研)
資料名： ぶんせき
号： 7  ページ： 418-423  発行年： 2011年07月05日 
JST資料番号： S0128B  ISSN： 0386-2178  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Ca²⁺,Mg²⁺,Na⁺,K⁺,ClO₄^-などの酸化還元しにくいイオンのクーロメトリー定量は,間接法などの特殊な工夫をしない限り不可能であったが,液|液界面イオン移動反応に基盤をおく迅速全電解フローセルを開発し,難酸化還元性の化学種であっても,正確かつ高精度なクーロメトリー定量が可能であることを明らかにした。高精度イオン移動クーロメトリーを実現するための着想と,フローセルの考案について解説した。次に,開発したセル(FECRIT)を用いたイオン移動クーロメトリーとFECRITの応用と二段階FECRITシステムの開発について解説した。

シソーラス用語： *クーロメトリー ,  研究開発 ,  *液液界面 ,  *イオン輸送 ,  *電解法 ,  カルシウム化合物 ,  金属イオン ,  マグネシウム化合物 ,  カチオン ,  ナトリウム化合物 ,  カリウム化合物 ,  塩素酸塩 ,  定量分析 ,  フローセル ,  カリウムイオン ,  カルシウムイオン ,  ナトリウムイオン ,  マグネシウムイオン

分類 (2件)： 無機化合物の電気分析  (CC05024D) ,  分析機器  (CC02020S)

引用文献 (11件)：

• VOLKOV, A. G. Eds. Liquid-Liquid Interfaces, Theory and Methods. 1996
• VOLKOV, A. G. Ed. Liquid Interfaces in Chemical, Biological, and Pharmaceutical Applications. 2001
• WATARAI, H. Eds. Interfacial Nanochemistry, Molecular Science and Engineering at Liquid-Liquid Interfaces. 2005
• YOSHIZUMI, A. J. Electroanal. Chem. 2005, 581, 275
• OKUGAKI, T. J. Electroanal. Chem. 2009, 629, 50

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸化還元 ,  イオン ,  クーロメトリー ,  開発 ,  イオン移動 ,  電解法