抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,ロータ上端から下端に向かい連続的に翼弦長が増加するテ-パー翼を特徴とする低重心垂直軸風車を提案し,翼素運動量理論に基づいた性能予測を行った。以下に得られた結果をまとめる。(1)非線形な翼弦長変化により,ロータ重心位置を大幅に下げ,高い出力を維持しつつ,静止トルクを増加させることができる。(2)ダリウス型や正方形に比べ,円形の低重心風車はより大きな出力を発生する。(3)円形に比べ,横長楕円形の低重心風車は,静止トルクが多少減少するが,最大効率は増加し,重心位置は低下する。また,トルクの平滑化も期待できる。