抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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海洋中の栄養塩は,水塊や海洋の物質循環の重要な指標となるほか,海水中に溶け込んでいる二酸化炭素量の変動を見積るうえで非常に重要なパラメーターとなる。航海毎の栄養塩データの比較可能性を確保するうえで,分析値の不確かさを評価することが必要である。このため,RMNSの分析値を用いて気象庁WHP-P9再観測データについて不確かさ評価を行った。分析値の不確かさは,各分析における不確かさ,RMNSの不確かさ,濃度ごとの不確かさを合成して得られる。P9revisitにおけるケイ酸塩の相対合成標準不確かさはBA,AX,BE,AZの濃度において,全測点の平均でそれぞれ8.3(%CV),0.45(%CV),0.31(%CV),0.31(%CV)程度であると見積られた。(著者抄録)