文献
J-GLOBAL ID:201102287698058738   整理番号:11A1103283

ビタミンC含有量の増加はArabidopsisにおける酸化ストレス耐性を付与する増強再循環経路を伴う

Increased Vitamin C Content Accompanied by an Enhanced Recycling Pathway Confers Oxidative Stress Tolerance in Arabidopsis
著者 (5件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 400-409  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2552A  ISSN: 1672-9072  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ビタミンC(L-アスコルビン酸,AsA)は植物と動物の両方において重要な抗酸化と代謝機能をもつ。1回の使用でアスコルビン酸はデヒドロアスコルビン酸レダクターゼ(DHAR,EC1.8.5.1)による触媒反応においてその酸化型から再生される。環境ストレス適応におけるアスコルビン酸に対するDHAの還元を触媒するDHARの生理学的役割を分析するために,増強AsA再循環によるAsAレベルの増加が酸化ストレスの有害効果を制限するかどうかを調べた。Myc-dhar遺伝子と融合した二重CaMV35Sプロモーターから構築したキメラをArabidopsis thaliana中に導入した。このトランスジェニック植物を生化学的にキャラクタリゼーションし,酸化ストレスに対する応答を調べた。ウェスタンブロット法によりDHARトランス遺伝子が成功裏に発現したことを示した。同型T_4トランスジェニック実生において,DHARの過剰発現は1.5から5.4倍に増加し,葉のアスコルビン酸レベルが2から4.25倍に増強され,AsA/DHA比は野生型と比べて3から16倍であった。さらに,DHARによる還元に用いたグルタチオンレベルもその酸化還元状態とともに増加した。植物を高光と高温ストレスまたは葉片をin vitroに10μMパラコートに浸したとき,このトランスジェニック植物は対照と比較して大きなAsAプールサイズ,低い膜損傷,および高レベルのクロロフィルを示した。これらのデータにより,増強アスコルビン酸再循環による植物のビタミンC含有量の増加は環境酸化ストレスの有害効果を制限することを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般 

前のページに戻る