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J-GLOBAL ID:201102287903078500   整理番号:11A1169463

日本の南西部における沿岸ラグーンの最近の堆積環境: 主成分元素および微量元素からの証拠

Recent sedimentary environment of coastal lagoon in southwestern Japan: evidence from major and trace elements
著者 (5件):
資料名:
巻: 173  号: 1-4  ページ: 167-180  発行年: 2011年02月 
JST資料番号: D0789B  ISSN: 0167-6369  CODEN: EMASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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日本南西部の宍道湖および大橋川の底質の地球化学的研究を行なって,元素組成を求めて湖沼堆積物の環境汚染状態を濃縮係数(EF),環境汚染負荷指数(PLI),および土壌濃縮指数(Igeo)で評価した。この頃の水質も評価した。結果は,宍道湖の水質が上部と下部でわずかに対照的であることを示した。堆積物の化学組成はX線蛍光により主成分元素および微量元素と全硫黄(TS)を測定した。宍道湖の堆積物におけるAs,Pb,Zn,Cu,Ni,およびCrの平均存在量はそれぞれ10,29,143,27,19,および54 ppmで,これに対して河川堆積物は6,18,57,16,10,および37 ppmであった。EF,PLI,およびIgeoに基づいて,湖沼堆積物はAsに関して中程度から高度に汚染されていて,Pb,Zn,およびCrで中程度に汚染されて,CuおよびNiでは汚染されていなかった。湖沼堆積物におけるAs,Pb,およびZnのEFおよびIgeoが大きいことは,金属濃度が宍道湖で発生していることを示した。これら金属の存在量の増加は堆積物の微細特性,底質の還元条件,有機物の豊富さ,および人為的非点汚染源からの少ない寄与に関連していると考えられた。微量金属含有量はFe2O3およびTSと関連性が大きく,酸化鉄および硫化物が研究地域における存在量を制御する役割をしていることを示唆した。Copyright 2010 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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土木地質学・水文地質学一般  ,  重金属とその化合物一般 

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