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J-GLOBAL ID：201102288536038209   整理番号：11A1468241

バーチャルモアリング用円盤型水中グライダーの開発 -その2 実証機の建造と実海域試験-

Development of Disk Type Underwater Glider for Virtual Mooring - Part 2, Construction of Test-bed Vehicle and Field Experiments -

著者 (7件)： 中村昌彦 (九州大学) ,  小寺山亘 (九州大学) ,  兵頭孝司 (三井造船(株)(ビークル建造当時、九州大学)) ,  稲田勝 (九州大学) ,  丸林賢次 (九州大学) ,  吉村浩 (長崎大学) ,  森井康宏 (長崎大学)
資料名： 日本船舶海洋工学会論文集  (Journal of the Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers)
巻： 13  ページ： 205-218 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： G0242B  ISSN： 1880-3717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本近海では漁業活動により係留系の長期観測が困難である。この為に円盤型バイチャルモアリング用水中ビークルを開発し試作した。試作機BOOMERANGの外観,主要目,構造,システム構成について説明した。搭載している重心移動装置,浮力調整装置,通信装置等を説明した。長崎県及び鹿児島県海域において実海域実験を行い,ビークルの投入及び回収,動作確認,海洋観測結果を報告した。海洋観測が可能なことを実証し,投入,回収も良好である事を示した。

シソーラス用語： 円板 ,  *グライダ ,  *水中 ,  *実証実験 ,  試作 ,  海域 ,  海洋観測 ,  係留
準シソーラス用語： *水中グライダ

分類 (1件)： 海洋開発用機器  (QE05010W)

引用文献 (10件)：

• 1) 田才福造,栖原寿郎,光易恒,ほか9 名:総合ブイシステムによる海洋観測法の開発研究, 九州大学応用力学研究所所報, 第52 号, 1980, pp.29-98.
• 2) Eriksen C.C., Osse T.J., Light R.D., Wen T., Lehman T.W., Sabin P.L., Ballard J.W., Chiodi A.M. :Seaglider: A Long-range Autonomous Underwater Vehicle for Oceanographic Research, IEEE Journal of Oceanic Engineering, Vol.26, No.4, 2001, pp.424-436.
• 3) Sherman J., Davis R.E., Owens W.B., Valdes J. : The autonomous underwater glider "Spray", IEEE Journal of Oceanic Engineering, Vol.26, No.4, 2001,pp.437-446.
• 4) Webb D.C., Simonetti P.J., Jones C.P. : SLOCUM: AnUnderwater Glider Propelled by Environmental Energy,IEEE Journal of Oceanic Engineering, IEEE Journal of ol.26, No.4, 2002, pp.447-452.
• 5) 川口勝義,浦 環,友田好文,小林平八郎:シャトル型海中ロボットを用いた海洋計測,日本造船学第12 回海洋工学シンポジウム,1994,pp.233-239.

タイトルに関連する用語 (7件)： 円盤型 ,  水中グライダー ,  開発 ,  実証 ,  建造 ,  海域 ,  試験