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J-GLOBAL ID：201102288605398352   整理番号：11A0123293

様々な土壌フミン酸中の縮合芳香環のサイズ分布

Size distribution of condensed aromatic rings in various soil humic acids

著者 (4件)： IKEYA Kosuke (Graduate School of Bioagricultural Sciences, Nagoya Univ., Chikusa, Nagoya 464-8601, JPN) ,  HIKAGE Tatsuo (High Power X-ray Lab., Nagoya Univ., Chikusa, Nagoya 464-8603, JPN) ,  ARAI Shigeo (High Voltage Microscopy Lab., Nagoya Univ., Chikusa, Nagoya 464-8603, JPN) ,  WATANABE Akira (Graduate School of Bioagricultural Sciences, Nagoya Univ., Chikusa, Nagoya 464-8601, JPN)
資料名： Organic Geochemistry  (Organic Geochemistry)
巻： 42  号： 1  ページ： 55-61  発行年： 2011年01月 
JST資料番号： C0862B  ISSN： 0146-6380  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 縮合芳香環は,環境中でのフミン酸(HAs)の難分解性に関わる重要な骨格成分である。しかし,それらは余り研究されていない。HAs中の縮合芳香環の相対含有量と組成(サイズ分布)を,様々な土壌について,透過型電子顕微鏡(TEM)とX線回折(XRD)プロファイル解析により得た。すべてのHAsのXRDプロフィール中に,炭素層面に由来する11バンドがはっきり観察された。11バンドの解析は,HAs中の炭素層面のサイズが,4-,37-環縮合芳香構造に対応する0.48~1.68nmの範囲にあることを示した。総および大きな炭素層面の含有量は,より暗色でより大きい芳香族炭素含有量のHAs中で大きかった。同時に,HAs中の炭素層面は,カーボンブラック対照値(>0.24~3.66nm)より小さかった。TEM分析により,HAs中に観察された縁辺は,XRDの結果と一致するように,カーボンブラックと比べ,それらほどはっきりせず,規則性も低かった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フミン酸 ,  *土壌有機物 ,  *芳香族縮合化合物 ,  透過型電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  有機化合物 ,  土壌成分
準シソーラス用語： 土壌環境 ,  難分解性有機物

分類 (2件)： 有機地球化学  (DD01043K) ,  土壌化学  (FB04040C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 土壌 ,  フミン酸 ,  縮合 ,  芳香環 ,  サイズ分布