実験室でつくる人工鍾乳石

山田努; 加藤大和

文献

J-GLOBAL ID：201102289325844493 整理番号：11A0881755

実験室でつくる人工鍾乳石

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資料名：
巻： 35 ページ： 46-53 発行年： 2010年12月30日
JST資料番号： X0864A ISSN： 0386-233X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

実験室条件下において1週間程度で肉眼での識別可能な量の人工鍾乳石(炭酸カルシウムの石筍)を沈積させる装置を作製した。実験に用いたサンゴ骨格粉末と沈積した炭酸カルシウム(コインを固定したガラス製の瓶の蓋上に沈積した部分)の粉末X線回折分析を行った。その結果,水に溶解したアラレイシからなるサンゴ骨格がコイン上に方解石として沈積しており,本装置が自然界で起こっている石灰岩の溶解と洞内での沈積(鍾乳石の形成)を再現していることがわかった。

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合成鉱物

引用文献 (7件)：

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