文献
J-GLOBAL ID:201102289653075308   整理番号:11A1215726

たわみ振動法を用いた集成材のヤング係数測定方法の開発

著者 (4件):
資料名:
号: 40  ページ: 1-10  発行年: 2011年04月30日 
JST資料番号: Z0704A  ISSN: 1345-9864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
工場内において集成材のヤング係数を測定する可能性を検討するために,幅105mm,厚さ120~300mm,長さ1800~5985mmのスプルース対称異等級構成中断面構造用集成材194本を用いて,たわみ振動法によりヤング係数を測定し,曲げ試験によるヤング係数との比較を行った。また,たわみ振動法を用いた実用的なヤング係数測定装置を作製し,工場内において集成材のヤング係数の測定を行った。たわみ振動ヤング係数を測定するためには,支点位置を正確に位置決めするとともに,打撃位置を支点以外の位置とする必要があった。すべての条件の集成材において,たわみ振動ヤング係数と曲げヤング係数は良く一致し,長さの変化および内外層の材質の変化に伴うヤング係数の変化に関して,たわみ振動法では曲げヤング係数と同等の測定が行えることが分かった。たわみ振動ヤング係数は曲げヤング係数より3%高い測定値を示したが,両者の関係より得られた回帰式を用いてたわみ振動ヤング係数の補正を行うことにより,両者は一致した。たわみ振動ヤング係数により決定された集成材の強度等級は,80%の試験体において曲げヤング係数により決定された強度等級と同一であった。実用的な装置により測定したたわみ振動ヤング係数は実験室での測定値とほぼ同一であり,曲げヤング係数と良く一致した。工場内で集成材のヤング係数を測定する方法としては,たわみ振動法は最も優れた方法であるといえる。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木材の性質・構造 
引用文献 (6件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る